菊池市の「日本語カフェ」視察

令和4年1月8日(土)、水本副会長、松田事務局長はじめ11人で、昨年度より菊池市で行われている日本語講座の事業の視察を行いました。
会場の菊池市中央公民館では、1月の「日本語カフェ」のテーマ「お正月を遊ぼう」に則り、和食や正月の風習を紹介した絵本、“羽子板”や“福笑い”などの伝統的な遊びなどが用意されていました。参加者は外国人の質問に答えたり、昔懐かしい遊びに興じたりして、外国人との親睦はもとより日本人同士の交流も深まっていました。また、参加者に“ぜんざい”が振る舞われました。
この事業は、菊池市立図書館が「多文化サービス」として行っているものとのことです。菊池市在住の外国人が、図書館に本の問い合わせに来たことがきっかけとなり、国際図書館連盟の「多文化コミュニティ図書館サービスのためのガイドライン」(全構成員にニーズを反映した適切な言語と文字で、図書館・情報サービスを無償で提供することに取り組む)に基づき、菊池市立図書館でも取り組みを開始されたとのことでした。
菊池市に在住の外国人は、2021年10月の時点で人口の1.6%にあたる780人(技能実習生448人を含む)とのこと。最近の技能実習生の増加を踏まえ、企業側と技能実習生の双方にアンケートをとって必要な点を洗い出し、「多文化サービス」として4つの支援活動(情報、生活、交流、学習)を始めたそうです。
この一環として、始められた「日本語カフェ」は市民との交流を目的とし、菊池管内の4つの公民館を巡回で開催しているとのことでした。
また、市の広報では、菊池地域合同特集として「おとなりさんはがいこくじん('20年3月号)」を発行して啓発に努めたり、「日本語カフェ」には菊池観光協会から講師を派遣してもらったりと市役所や観光協会との連携も見られました。



